「リード獲得CVR 2%」「導線改善目的のポップアップCTR 7%」を実現するリクリンク様から紐解くオプティオ活用法とは?
BtoBセールス・マーケティングシーンで活躍する動画・Web・資料の次世代型コンテンツマネジメントシステム「riclink(リクリンク)_以下、リクリンク」を提供する株式会社 シーズ・リンクの金子様、及川様にオプティオの活用事例に関して話を伺いました。
中央:取締役 デジタル推進本部長(riclink 事業責任者)金子 倫也様
右:デジタル推進本部 riclink 事業部 セールス&マーケティング部 マネージャー 及川 理人様
左:クロストレックス株式会社 取締役 OPTIOプロダクトマネージャー 井上 翔太
本日はよろしくお願いいたします!まずは自己紹介からお願いできますでしょうか。
私はリクリンクの事業責任者でして、業務範囲は営業、マーケ、カスタマーサクセス、開発といったリクリンクに関連する業務全般所掌しております。
セールスとマーケティングの責任者をしています。ブログや事例、ウェビナーのアーカイブなどのWebコンテンツを活用したマーケティング施策の実行や、セールスの仕組み化から実務までを行っています。
ありがとうございます!
では「OPTIO(オプティオ)_以下オプティオ」のご導入に関して伺えればと思います。
サービスサイトに関する問題点とオプティオの導入背景
<要約>
問題点①:サイト全体的に回遊性が低い
導入背景:オプティオならサイト改修しなくても簡単に改善が可能なため導入
問題点②:自社サービスの特長を理解してもらえない
→導入背景:動画やスライドをポップアップなどさせて顧客体験を向上できるため導入
さっそくですが、オプティオ導入時に抱えているリクリンクのサービスサイトに関する問題点を教えて下さい。
大きく分けて2点ありますね。
1点目はサイトの離脱率が非常に高く回遊性が低かったことです。トップページに来訪されても導線が上手く設計できておらず離脱していました。
オンラインセミナーはお客様からも好評なのですが、上手く我々のサイト上で導線を作れておらず、新しく開催するセミナー申し込みページまで到達できていない人が多かったんですよね。
上記問題があるものの、Webサイトを改修できるエンジニアやデザイナーがマーケティングチームにおらず、外部委託するにも、コストや時間がかかるため、委託しなくても改善できないかと困っていました。そういった状況下でオプティオを知って導入いたしました。
2点目はサイト来訪ユーザーに中々サービスの特長を理解してもらえないことでしたね。リクリンクの場合、実際に生成されるコンテンツを見て、体験してもらないと伝わらないことが多く、また活用の幅が非常に多岐に渡りますので。。。なるべくサイト回遊して様々なページから情報を取得してもらって理解を深めていただきたい、と悩んでいました。
リクリンクで制作したインタラクティブ動画をサイトに埋め込むことやリンクでシェアすることはできるのですが、基本的にはプル型の導線になるので、ユーザーが視聴体験するのを待つだけなんですよね。
そこで試しにオプティオのポップアップの中で動画を入稿できないか試したところ、、、
うまいことハマりましたね(笑)
そこでオプティオを活用することで、来訪ユーザーに視聴してもらうことを待つのではなく
プッシュで見せる方法を発見したのも導入したきっかけの1つでしたね。
単に自社に導入するだけでなく、今後動画をプッシュできるオプティオと、プル型のリクリンクを組み合せて何か面白いことが出来るのではないかというワクワク感もありました。
オプティオをご導入された時期を教えてもらえますか?
無料トライアルを少しさせていただき、その後2021年7月に導入開始ですね。
実際導入してみて、上記2つの問題点が上手く解決できていると感じています。
マーケティングチームの人数も限られているので、ノーコードで誰でも簡単に運用できるのはありがたいです。
ありがとうございます!では、ここからは実際にオプティオをどのように活用しているのかお話うかがっていきます。
オプティオの活用_4つの事例
活用事例①:TOPページにユーザーに合わせた導線を設計したポップアップでCTR7%を実現
活用事例②:ウェビナーアーカイブページにてCVR2%を実現
活用事例③:Googleアナリティクスとの連携で間接効果を分析
活用事例④:運用サポートを通じて、PDCAを高速に回し、様々なアイディアを形にする
活用事例①:サイトの内の導線改善とユーザーの動きに合わせた施策の実施
先程、自社サイトの導線改善に関してお悩みがあったとのことですが、具体的にどんな風に改善をしたのですか?
以下の画像をご覧ください。
TOPページの離脱問題なのですが、ユーザーの興味をサマリー化した導線を設計し、離脱を防いでいます。
このポップアップのクリック率が約7%あります。通常のバナーポップアップですと1%〜2%前後なので、非常に効果的だと感じております。
※クリック数/ポップアップ表示回数=クリック率(直近期間2ヶ月程度)
またボタンのクリック数を計測し、来訪ユーザーが何に興味があるのかを知ることもができました。意外と料金ページに興味を持つユーザーが多くてビックリしました。
通常のバナーですと広告色が強い、もしくは特定のユーザーしかクリックしないからですかね。
そうかもしれないですね。
事例ページにユーザーを導いた時にもユーザーの業務区分にあわせて事例ページの導線を作っています。またそこからコンバージョンにつなげるために料金ページや事例ページにスライド式のポップアップも活用しました。
ポップアップさせているスライドの中身が以下です。
このスライドもパワポをPDFにするだけなので、デザイン知識も必要ないので誰でもできるのが特長ですね。上記の導線を設計した上でポップアップを入れているので先日もCVが発生していましたね。
続いて、次の事例を伺ってまいります。
活用事例②:ウェビナーアーカイブページにてCVR2%を実現
過去のセミナーアーカイブ動画を活用したリード獲得につなげるページでオプティオを活用しています。
ページの中段に動画とオプティオのフォームを設置して、下段に全画面の動画ポップアップが配信されるようになっています。
このページで設置およびポップアップさせてオプティオのフォームでCVも発生しCVRが約2%と弊社のリード獲得施策として活用できています。
※フォーム完了UU数/ページ訪問UU数=CVR(直近3ヶ月データ)
埋め込みとポップアップを上手く利用した施策ですね!
一度スクロールして動画+フォームのエリア通過してしまうと、サラッとページを閲覧して離脱されてしまうのですが、最後のひと押しをポップアップさせることで、動画を認知してCVにつながっているのだと思います。
活用事例③:Googleアナリティクスとの連携で間接効果を分析
ここはサポートでGoogleタグマネージャーのイベント設定をいただきました。
その結果、どのポップアップがクリックされたのかGoogleアナリティクス上で分析ができるようになりました。
コンバージョン計測のベースとなっているツールを活用してできるのと、この分析を通じて、具体的な課題や実施すべき施策が見えてくるようになったのが大きいと思います。
Googleアナリティクスと連携できると私もサポートがしやすくなるので、リクリンク様はじめ、すべてのお客様に「ごり押し」しています!
実際のGoogleアナリティクスのイベント設定ページを公開してもいいですか?
以下が実際に設定しているGoogleアナリティクスのイベントページです。
セグメントでCVユーザーを設定し、オプティオのポップアップを表示されたページをイベントカテゴリと設定し、イベントラベルにポップアップで設定したボタンテキストが自動で表示されます。
このデータを長らく見ていて、冒頭でもお話をしました「料金を知りたい」という方が意外に多いことにビックリしました。今までの想定と違っていたので新たな気付きをここで得ましたね。
TOPページにユーザーが選択できるような導線を設計すると今まで見えなかったユーザーニーズが見え、新たな打ち手のヒントにもつながっていくので、この連携は大事ですね!
活用事例④:運用サポートを通じて、PDCAを高速に回し、様々なアイディアを形にする
先程も少し話しましたがオプティオのサポート部分に助けられています。
Googleアナリティクス連携のためのGoogleタグマネージャーの設定や定例ミーティングでの施策アイディアの共有、クリエイティブ制作支援などサポートが厚いです!
そのためPDCAもスピーディにできるのが良いですね。
この前オプティオのユーザー会にも参加したのですが、他社の事例を参考にするいいきっかけにもなったので、満足しています。
サポートとは別なのですが、、お互い定例やってて面白いのは、リクリンクとオプティオの世界感が似ている部分があるので、井上さんでマーケティング関連の情報、私はセールスシーンに関する情報を提供しあって新たなアイディア開発の刺激にもなっていいですね!
リクリンクは一つの動画上でタップしたらリンクに飛んだり、資料をダウンロードできたり、インタラクティブな仕掛けと導線を用意できるツールなので、近しい思想のものを動画ではなくサービスサイト上で表現できるため、良い情報交換ができている気がしますね!
ありがとうございます!
インタラクティブコンテンツという大きなカテゴリーでみると一緒ですし、何より価値観が一緒なのは大事ですね。
引き続き情報交換よろしくお願いいたします!
では最後にオプティオの改善点を教えていただけますでしょうか?
オプティオの改善点
オプティオで作ったウィジェットの編集機能ですね。。。
もっと自由に入稿したデータの編集や配信設定が変更できると今よりもスピーディに施策が打てます!
もう一つは、制作したウィジェットの管理ですね。
いっぱいコンテンツが増えてきたときに、整理できていると、後任への引き継ぎも楽になるし今まで以上にチームとして使いやすくなります。
あとはオプティオの専用レポートサービスがあったら嬉しいと思います。別途オプションにはなると思うのですが、パワポで現在の施策がまとまっているモノをいただけると、さらに施策のPDCAを高速でできるようになると思います。
率直なご意見、誠にありがとうございます!
いただいた部分に関しては現在改修中ですので、もう少々お待ちいただけましたら幸いです!
またレポート部分に関してはお客様との定例会でのコミュニケーションをベースに将来メニュー化できるように検討してまいります。
金子さん、及川さん、この度は事例インタビューにご協力いただきありがとうございました!